陸前高田のみんなの家への寄付のお願い - asking your donation for Rikuzentakata house

2012年に伊東豊雄の呼びかけにより3人の建築家; 乾久美子、藤本壮介、平田晃久、および陸前高田市出身の写真家、畠山直哉の各氏が、地元の方々と話し合いながら設計し、建てられた岩手県陸前高田市の「みんなの家」は、ベネチア・ビエンナーレ国際建築展で設計過程を紹介した展示が金獅子賞を受けるなど、地元の人たちに親しまれるだけでなく、海外から訪れる人も多い場所でした。

2016年に土地のかさ上げ工事に伴い解体された後、平田さんを中心に、場所を陸前高田駅近くに移して再建。解体時に保管していた、津波の塩害で立ち枯れたスギを使った柱も再利用し、震災の記憶を受け継ぐモニュメントの役割も担い、地元の商店が営む総菜店を隣に新設し、気軽に立ち寄れる空間になっています。

再建にあたって、敷地の法的条件が変わったため、物見台と(上段)バルコニーについては、使用していた木デッキ材が使用不可となりました。ここをこれまでと同様に使うためには、新規に金属の床板を調達する必要があります。みんなの家にとって、物見台とバルコニーは、ここからまちの復興を眺めるための大事な場所であり、震災の記憶を留めるというモニュメントとしての役割も果たすうえでも、重要な要素となります。

しかし、新規に資材を調達するには、現在の再建費用ではまかなえず、一旦、床を貼らない状態での竣工となる予定です。物見台、及びバルコニーの床施工に必要な金額は約200万円を見越しております。
物見台とバルコニーの復活の為、皆様からのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

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